東京合唱団の暗黙のせかいとはなにか

東京合唱団は東京を拠点にして、オーケストラ伴奏の宗教音楽を中心に演奏活動を行っているアマチュア集団です。ミサ曲、受難曲、オラトリオ、レクイエムなど演奏曲は幅広く、オーケストラの古今の名曲を演奏することを目的に設立されたもので、100人前後の人数で構成されています。音楽を専門に学んだ人から合唱初心者まで、学生、主婦、社会人とバックグラウンドも様々です。
年に数回のペースで演奏会を行い、バロック期や古典派の宗教曲をレパートリーにしています。週に1度のペースで集まり、自主的にレッスンするというのが暗黙のせかいとなっています。幅広い音楽活動を行うのがコンセプトになっているため、オーケストラと一体になる演奏を目指しており、ホールやコンサートのコンセプトによって古典以外の音楽にも挑戦するチャレンジ精神もみせてくれます。

質の高いオーケストラ付きの演奏

東京合唱団では質の高いオーケストラ付きの演奏が特徴ですので、一体感を感じさせる音響効果、楽曲のセレクトが重要になります。古典派、バロックを中心に選曲し、一般の人が聞いてすぐわかるような楽曲とレッスンの成果を披露する技術力の高い楽曲とを組み合わせてコンサートを行います。
合唱団は年齢層が様々、音域の様々な人たちが合唱することになるため、人数調整、声量のバランスの取れた楽曲がセレクトされることになります。技術だけを披露するのではなく、合唱することが楽しいものであるように、普段から合唱団を微調整する必要があり、リーダー格には実績のある経験者が必要になりますので、アマチュアといってもセミプロ並みの実力を備えている専門家が含まれていることが暗黙のせかいになります。

合唱を趣味とする地元の人たちの交流の場

合唱を趣味とする地元の人たちの交流の場としても合唱団が利用されます。道具が不要で、モノクロのファッションやスーツであればステージに立てることから、気軽に始めやすい趣味でもあるからです。アマチュアでも未経験者でもOKとは言いながら、暗譜できなければなりませんし、人数が多ければオーディションなども実施されることになり、プロ並みの合唱団レベルに達している合唱団も多く存在します。
地元を中心に結成されることが多いので、地元のホールで定期公演をしたり、地元の趣向にあわせて楽曲をセレクトしたりしなければならないことも多く、自由が効かない場合があることも暗黙のせかいとなっています。特別演奏会、定期演奏会のほかに慰安演奏や依頼演奏会などもあり、スケジュール的にレッスンに通うのが大変になる場合もあることも暗黙のせかいです。